GRAN.Philosophy

店舗運営に至るキッカケや服に対する考え方_そして私がこのブログを立ち上げた理由

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私がお店を始めたきっかけ

私はずっと本業がデザインです。

そんな中、お店を開業し10年程運営するという時期があったのですが、その辺の経緯を書いてみようと思います。

何かしらの「実店舗を自分の手で創りたい」と考えている人のちょっとしたヒントになれば幸いです。

販売促進が本業の時期がありました

私は販売促進をコンサル的に教えるちょっと変わった広告代理店に務めていた時期があったのですが、その時の経験が「自分でお店を創る」ということに大きな影響をもたらしています。

担当したお客様の業績が2倍に

そのときに担当させていただいたクライアントの業績が前年度7億から14億に倍増。

販売促進を提供させて頂いた自分たちには何も残らないのですが、エンドユーザーと直接かかわる側は成長にずっと使うことが出来ますし、何よりもとても生き生きと楽しそうでした。

このクライアントだけではなく、関わったどのクライアントも生き生きとした雰囲気に変わっていったんです。

企業へ教えていた販売促進の内容とは

そのとき教えていた販売促進手法は、自分自身がどれをとってもとても共感できる内容でした。

その中の一つに新規顧客ばかりを追うのではなく、既存顧客を大切にしファンになっていただくことにより口コミが起き、生涯顧客が増えていくというものがあります。

お金をかけて宣伝し、新規顧客を獲得することばかりに集中してもそのほとんどはすぐに離れてしまうので、お金をかけて新規顧客を獲得し続けなければ、失った顧客分を補填できないという負のスパイラルに陥ります。

特に注目すべきは、みんなクレーマーには手厚く対応をするのですが、文句も何も言わず何度も買ってくださる本当に素晴らしいお客様はないがしろにしている場合がほとんどという事実です。

しかも、本当にいいお客様が口コミで連れてきてくださる新規顧客は、そのお客様同様に素晴らしい方ばかりという事実。

そういった素晴らしい方々に対して本当にいいものを提供したり、良いサービスを与えることが出来ればどんなに素晴らしい仕事だろうか、と思い始めたのです。

そして 古着屋 開業 を選ぶ

どうしてもやりたかったことは「お店でエンドユーザーと直に関わりたい」ということで、簡単に言いますと「良いお客様をとにかくひいきするお店をやりたい」ということでした。

しかし、 古着屋 開業 は おススメしない?

古着屋開業の仕方などについてはまたの機会があれば書きたいと思いますが、古着屋開業はあまりおススメ出来ないです。

理由としては、お宝はもう枯渇してしまっていて本当にいいと思えるものを顧客の数だけ集めることが不可能に近い為です。

とくに一番難しいのはサイズなのですが、サイズの良い「良い古着」はちょっとした奇跡です。

お金を積めば買えるわけではない価値があると思っています。

世界中の倉庫等に本当にいい古着はほぼ残っていません。

入荷した商品は自分自身が欲しいもの

私は骨董的価値よりも、色味や柄、サイズやシルエット、素材感や風合い等、ファッションとして優れている古着が好きです。

それでいて骨董的価値もあるものは本当にスペシャルですね。

古着屋運営にて出会ってきた品は個人的にすごく思い入れがあり、私自身が欲しいものばかりでしたので、記録の意味も含めてこのブログに残したいと考えています。

世の中は良い服で溢れている

古着のよさは唯一無二であること。

それが素材や製法からこだわって作られた希少なヴィンテージであればなおさらです。

お金を使うなら、ネクストヴィンテージに使いたい。

次の時代のヴィンテージになるであろう、こだわって作られた服は今の時代でも存在しています。

どうせ買うなら少し高くてもそのようなものにお金を使い、何十年も着たり使いたいものですよね。

私も20代に購入した服を今でも着ていますので15~20年着ているものも結構ありますが、まだまだこの先も修復しながらでも着ていくつもりでいます。

古着は多くのブランドの元ネタ

多くのブランドの服が古着からデザインやアイデアをもらって作られています。

世界的に有名なブランドから出ているアイテムでも、まんまヴィンテージをコピーして作られているものは多数あります。

やはりそれほどに古着は素晴らしいものですし、古着を「知っている」ことは非常に意味のあることだとも思っています。

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